奄美大島は本州の鹿児島県の南南西約380キロの洋上に浮かんでいる島です。
北緯28度19分35秒
東経129度22分28秒
同緯度には、カナリア諸島やカリフォルニア半島、フロリダ半島などがあります。
亜熱帯気候の島で、太古の昔に地殻変動により大陸から分離したことで、別名として「東洋のガラパゴス」とも言われるほどに、生物多様性や絶景地を数多く保有しています。
山地にはスダジイ、イジュ、シマサルスベリ、ソテツ、ガジュマル、ビロウ、ヘゴ、シマオオタニワタリなどの樹木が生え、広大な森林を形成しています。
奄美市住用には、日本では西表島に次ぐ広さのマングローブ(約71km2)があり、また、同市山岳部には、ヒカゲヘゴなどが生い茂る金作原(きんさくばる)原生林があります。
奄美大島の中央部に広がる原生林には、国の特別天然記念物であるアマミノクロウサギをはじめ、たくさんの天然記念物が生息しています。